〜最後の楽園 サモアの国へ〜 青年海外協力隊

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zoom RSS 8/21(番外編) やりきれない思い

<<   作成日時 : 2009/08/22 00:18   >>

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今日は朝の集いで大変ショッキングな報告がありました。
残念なことにまた一人辞退者が出てしまいました。僕と同じ大洋州の国へ派遣予定だった看護師の女の子です。突然でした。。。

理由は健康上のもので、一か月ほど前から女性特有の病気になってしまい、治療のために辞退をせざるをえなくなってしまったとのこと。理由が理由なだけに本当に残念でなりません。
彼女本人からの涙ながらの挨拶はとても印象的であり、またあまりに残酷なものでした。周りの人たちも含め、しばらくの間、空気が重かったのは言うまでもありません。

「看護師として協力隊に行くのが昔からの夢でした。皆と一緒に派遣国へ飛び立ちたかった。こんなにも行きたくて仕方がない人がいることを覚えておいて下さい。私の病気は一生治りません。そのため、協力隊の夢はもう実現できません。海外で看護師として人の命を救うことはできませんが、今後は日本でできる国際協力をしたいと思います。」

彼女は本当に明るく、いつも廊下ですれ違うと元気に挨拶をしてくれるとってもパワフルな女性でした。また、とっても気遣いのできる優しい人でした。一ヶ月前から病気だったにも関わらず、そんな素振りは一切見せず、いつも通りに振舞っていたのも信じられません。
また、よりによって、人の命を救ったり病気の治療をしてあげる看護師という職種の彼女に、なぜこんなにも残酷な運命が待っていたのかと思うと、本当に言葉がありません。
彼女のどうしようもない無念さを思うと、自分が情けなくすら思えてきます。当たり前のように日々の訓練をやり過ごし、1ヶ月後にはサモアへ行くんだな〜などとのんきに思っていますが、彼女の思いや悔しさを思うと申し訳ない本当に気持ちになります。当たり前に行けるワケではないのです。

退所時には授業の合間にも関わらず、これまでにないほど本当に多くの人たちに囲まれ、温かい言葉や励ましの言葉をかけられていました。生活班の仲間、同じ派遣予定国の仲間、医療系職種の仲間、語学クラスの仲間と多くの先生たち、スタッフ、そして彼女のことを知るその他のたくさんの人たち。皆が流したたくさんの涙は、彼女へのエールそのものでした。
僕は、、、最後に一言も声をかけられませんでした・・・。

入所時に電車で同じ車両に座って熱心に語学の勉強をしていた彼女、駒ヶ根駅からのバスで目の前に座って賑やかに振舞っていた彼女。これまでの45日の訓練であなたがいたことは忘れません。しばらくは治療に専念して、体に気をつけて下さい。またいつか会おう。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
すみません。。。

俺がもっと相談にのってあげなきゃいけなかったのに。。。

また、目じりが熱くなりました。

彼女の分まで俺らが頑張ります!
fuku
2009/08/22 00:59
彼女の分も頑張ってきてください!

…ちょっともらい泣き、、、
部長
2009/08/22 01:11
>fukuさん
我々もツラいですが、彼女は僕らの100倍以上ツラいと思います。僕らにできることは、彼女のことを思って彼女の分まで任地で頑張ってくることだけです。

>部長さん
お久しぶりです。コメントありがとうございます。今日は僕に限らず、本当に気分が重い一日でした。多くの人が朝から涙していたのも事実です。本当におっしゃるとおりです。
管理人
2009/08/22 01:26
今回の事は非常に残念です。
また日曜日にも一人退所者が出てしまいやり切れない思いと、やっぱり知人、しかもかなり良くしてくれていた2人は正直きついです。
彼らの思いを胸に、できるかぎりの事をしようと思います。
shiggen
2009/08/22 08:29

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